カダルカ種
カダルカ (Cadarca) 種が正式的に登録されたのは1744年です。初めて確認されたのはトランシルヴァニア地方のミニシュ・マデラト (Miniș-Măderat) 産地です。オーストリア・ハンガリー帝国時代のハンガリー王の最も好きな葡萄品種だったと言われています。
赤い果実と赤い花を思わせる香りがカダルカ種ワインの特徴です。チェリー、フランボワーズ、メントール、ラベンダー、ピンクペッパーの香りが現れやすい品種です。口当たりは柔らかく、非常にフルーティなワインが多く、しっかりとした酸と穏やかなタンニンを持ちます。赤い果実とフラワリーな要素が強めです。
カダルカ種はブルガリアでは [ガムザ (Gamza)] と呼ばれています。
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