カートの内容

カートに商品ありません


ダニエルのワインクラブでは、私たちが心から「良い」と感じたお店をご紹介しています。今回お伝えしたいのは、横浜・本牧の「un poco(ウン ポコ)」。正直に言えば、ここは私にとって、世界でいちばん好きな店のひとつです。

本牧町二丁目、通りから少し入ったところに、その小さな扇があります。初めて足を踏み入れた瞬間に、一目惚れしてしまいました。なぜだろうと考えるより先に、また来ようと思っていた。それから何度も通っています。

un poco 外観

小さな店なのに、不思議と狭く感じない

9席だけの空間に流れる、ゆっくりとした時間

席は、表側にカウンター3席と2名用のテーブルがひとつ。奥にもう4席。全部で9席の、本当に小さな店です。それなのに、腰を下ろすと不思議と窄屈さがありません。広さではなく、そこに流れている空気がそうさせるのだと思います。

カウンターに座れば、目の前で料理が仕上がっていく。奥の席に座れば、少しだけ隠れ家のような落ち着きがある。ひとりでも、二人でも、同じだけ居心地がいい店は、実はそう多くありません。

un poco 店内

「シンプルに美味しく、奥深く」

タパスからパエリアまで、何を頒んでも外れがない

un pocoが掲げているのは、「シンプルに美味しく、奥深く」という言葉です。ジャンルとしては洋風創作料理と呼ぶのが近いのですが、スペインのタパス、イタリア、フランス、その日の魚介が、ひとつの皿の上で自然に混ざり合っています。

看板は「ウンポコタパス」。小皿が何種類も一皿に盛り込まれていて、これだけで一杯目が幸せに終わります。ラムを使った「ラムトン」、チーズの「ポコチー」といった一品も、常連さんが必ず頒む定番です。時間をかけて仕込まれるパエリアも、この店を語るうえで外せません。魚介の入荷が良い日には、その日だけの一皿が黒板に並びます。

un poco の料理

どれも、派手さで押す料理ではありません。けれど、スパイスの使い方や火の入れ方に、一度食べたら忘れられない芯があります。「自分では絶対に作れない」。ある食べ手の感想ですが、まったく同感です。

un poco の一皿

宮本さんという人

ひとりで店を回す、静かな情熱

この店を切り盛りしているのは、オーナーの宮本さん。仕込みも調理も、サービスも、すべてひとりでこなしています。それでいて、カウンターに座るお客さんとの会話が途切れることはありません。やわらかな笑顔の奥に、料理に対するまっすぐな熱があります。

店の雰囲気と宮本さんの人柄が、驚くほどきれいに重なっている。だからこの店には、彼らしさとしか言いようのない正直さがあるのだと思います。

オーナーの宮本さん

本牧で、東欧のワインに出会う

ダニエルのワインクラブのワインが飲める店

un pocoのワインリストには、東欧のワインが並びます。ルーマニアをはじめ、日本ではなかなか出会えない造り手の瓶が、この小さなカウンターの上に置かれている。ダニエルのワインクラブがお届けしているワインも、ここ本牧のun pocoで味わっていただけます。

スパイスの効いたタパスに、酸とミネラルのある白。パエリアや肉料理には、果実味のやわらかな赤。宮本さんの料理は、東欧ワインのもつ土の香りと驚くほど相性がいい。何を合わせるか迷ったら、ぜひ宮本さんに相談してみてください。

持ち帰るという楽しみ方

テイクアウトで、家の食卓にun pocoを

un pocoはテイクアウトにも対応しています。席が埋まっている日も、今日は家でゆっくりしたいという日も、あの味を持ち帰れる。ワインを一本開けて、家の食卓をちょっとだけ特別にする。ご予約はお電話かInstagramのDMでどうぞ。

un poco のテイクアウト

アクセス情報・ご予約

un pocoは、横浜市中区本牧町のサングレイス本牧の1階。小さなワンオペの店なので、ご予約をいただけると安心です。

  • 住所:神奈川県横浜市中区本牧町2-313-7 サングレイス本牧101
  • 営業時間:水曜〜金曜 17:00〜22:00/土曜・日曜 12:00〜22:00
  • 定休日:月曜・火曜
  • 席数:9席(表側にカウンター3席と2名テーブル、奥に4席)
  • お支払い:現金、クレジットカード、PayPay、交通系IC
  • ご予約・テイクアウト:080-9526-1306、またはInstagramの@unpoco_yokohama_bar

※営業時間・定休日は変更となる場合があります。ご来店前に公式Instagram等で最新情報をご確認ください。

まとめ

un pocoは、大きな店ではありません。派手な演出もありません。あるのは、9席の空間と、ひとりの人が作る料理と、それに寄り添うワインだけです。でも、その三つが揃った店は、実はそう多くありません。

本牧へお出かけの際には、ぜひ一度、あの小さな扇を開けてみてください。「ダニエルのワインクラブから来ました」とひと言添えていただけたら、きっと素敵なひとときが待っているはずです。

執筆者:ダニエルのワインクラブ ベレシュ・ダニエル (BERES Daniel)